トップ住宅塗料と塗料の性質

住宅塗料と塗料の性質  
塗装とは?
被塗面の保護(防食)と美観を与えることが大きな目的です
塗料とは?
何の機能も持たない塗料はありません
建築塗装では素地と塗装する場所に応じた塗料の選定が必要です
メンテナンスの継続
1度の塗装仕上げで永久的に長持ちする事はありません
必要な補修=継続したメンテナンスを定期的にする事が大切です

住宅で使用する塗料について   塗装の仕組みと施工依頼前の注意点
塗料の対応表
塗料の特徴
漆について
塗料の選定方法について
  塗装の目的
塗膜の劣化
塗り替え時期を設定
外的要因以外の塗膜劣化
適切な情報収集を
塗装業者を探す
相見積もりのポイント

 塗料の対応表
対応表 木部 家具類 防火版 モルタル サイディング ALC トタン コロニアル 鉄骨 スレート瓦 雨樋
うるし
柿渋
手垢止め
ウッドステン
油性ステイン塗料
サンディングシーラ
木部用クリアーラッカー
2液ヤニ止めシーラ
ポリエステル樹脂塗料
剥離剤
漂白剤
防カビ塗料
2液ポリウレタンCL
2液エポキシ系錆び止め塗料
2液エポキシ錆び止め塗料
シリコン系セラミック塗料
透湿単層弾性塗料
シーラ
フィラー
微弾性フィラー(下塗り材)
1液ウレタン塗料
2液ウレタン塗料
錆び転化剤
遮熱塗料
対応表 木部 家具類 防火版 モルタル サイディング ALC トタン コロニアル 鉄骨 スレート瓦 雨樋

 塗料の特徴
 漆-日本古来から活躍する伝統ある自然塗料
漆を使った施工 
 主な使用箇所-無垢材、家具類
無垢材に数回分けて重ね塗りすることにより独特の色と艶を出します。
知られているのは漆器などですが、住宅に使用する事も多い素材です。
テーブル、カウンター、古い家具、柱など使用される機会は多くなっています。


 柿渋-発酵熟成させた自然塗料
柿渋を使った無垢天井 
 主な使用箇所-無垢材、家具類
時間と共に色の深みが増す自然素材で、防虫防腐などの効果があります。
天井板、腰壁など使用される範囲が多い素材です。

 手垢止め-室内無垢柱の保護
手垢止めを使った無垢柱 
 主な使用箇所-室内木部
木材の保護を目的とし、汚れから大切な木材を守ります。
木の香りを残す特徴を持っています。

 ウッドステン-木部の保護
ウッドステインを使った施工 
 主な使用箇所-屋外、室内木部
木部用防虫防腐塗料で、主に外部で使用します。木材に吸い込ませるタイプで木目を残します。
仕上がりに艶が無い塗料です。

 油性ステイン塗料-色調や木理を更に増加させ強調する 油性ステインを使った施工 
 主な使用箇所-木部、家具類
素地に直接着色するタイプで、素地の良さを向上させる透明着色仕上げが可能です。
着色塗料には、大きく分けて染料系と顔料系があります。
染料系着色剤は、顔料に比べて鮮明で、素地表面に浸透し易く、
深みのある着色効果が得られますが、木材の樹種によって、吸い込みの差による
着色ムラが生じます。
顔料着色剤は、木材に浸透せず表面繊維に絡んで着色し染料系よりも耐光性が優れています。

 サンディングシーラ-施工性の良いラッカー系中塗り塗料
サンディングシーラを使った施工 
 主な使用箇所-木部
透明仕上げの中塗り塗料として使用します。
乾燥がとても早く、施工工程の短縮や塗膜の肉持感(厚みのある塗膜を作る)を持たせる事が可能です。

 木部用クリアーラッカー-速乾性のある透明仕上げ塗料
クリアーラッカーを使った施工 
 主な使用箇所-木部 
下塗り、中塗り、上塗り用などがあります。上塗り用のクリアーラッカーは、
仕上げ具合によって光沢度を調整する為数種類が用意されています。

 2液ヤニ止めシーラ-木材のヤニ止め塗料
2液ヤニ止めシーラーを使った施工 
 主な使用箇所-木部、家具類
カウンターやテーブルなどの無垢材で使用する中塗り塗料です。
透明性や耐候性が良く、上塗り材との相関の密着が良い事が特徴です。

 ポリエステル樹脂塗料-耐磨耗性のある塗料
ポリエステル樹脂を使った施工 
 主な使用箇所-木部、家具類
家具やテーブルの仕上げとして使用します。
形成された塗膜は、強度があり、キズや磨耗から木材を守り、
他の塗料にはない厚膜仕上げが可能です。

 剥離材-古い塗膜を剥離する薬品
剥離材を使った施工 
 主な使用箇所-木部、モルタル、サイディング、ALC、トタン、コロニアル、鉄骨
主に木部用として、他には外壁やトタン用などの剥離剤もあります。
塗り替え前の既存塗膜を薬品で軟化、浮化させて塗膜を剥がし易くします。

 漂白材-汚れやカビを除去
漂白材を使った施工 
 主な使用箇所-木部
色ムラを補正し、木材を明るい色調にします。

 防カビ塗料-カビの発生防止  
 主な使用箇所-防火板、モルタル、サイディング
外部軒天井や浴室天井、壁に使用します。艶有、艶消のタイプがあり用途に応じて使用します。

 2液ポリウレタンCL-主剤と硬化材の組み合わせ塗料
2液ポリウレタンを使った施工 
 主な使用箇所-木部、家具類
テーブル、カウンターなどの仕上げ塗料です。
艶出しや半艶仕上げなどお好みに合わせて調整することが出来ます。

 2液エポキシ系錆び止め塗料-弱溶剤型錆び止め塗料 2液エポキシ系錆び止めを使った施工 
 主な使用箇所-トタン、鉄骨
塗装する表面(素地)と仕上げ塗料との相関の密着が良く、
錆び止め効果に優れています。塗料用シンナーで希シャクする為、旧塗膜を痛める事が少ない塗材です。

 2液エポキシ錆び止め塗料-専用シンナー型の錆び止め
2液エポキシ錆び止めを使った施工 
 主な使用箇所-防火板、モルタル、サイディング、鉄骨
主にトタン屋根、鉄材に使用します。錆び止め効果が極めて高く、
タイル張りなどのバインダーとしての効果も発揮します。

 シリコン系セラミック塗料-艶持ちの良い塗料
シリコン系セラミックを使った施工 
 主な使用箇所-モルタル、サイディング、ALC、雨樋
シリコンとセラミックのハイブリット塗料材です。低汚染型で紫外線、雨等にも強い塗料です。

 透湿単層弾性塗料-ゴム系塗料
透湿単層弾性を使った施工 
 主な使用箇所-モルタル、ALC
施工後は壁内部の湿気を調整して外部に吐き出す作用を持っています。
旧リシン吹きつけ外壁面などの塗装工事に適しています。

 シーラ-相関密着材 シーラを使った施工 
 主な使用箇所-モルタル、サイディング
塗布表面の孔を埋め、下地と塗料の間で相関の密着をはかります。
新築の塗装時や塗り替え時に使用します。

 フィラー-下地処理材
フィラーを使った施工 
 主な使用箇所-モルタル、サイディング
厚膜が可能なサーフェイサーの一種です。
セメント系や合成樹脂系などがあり、セメント系の場合はシーラが必要です。
合成樹脂の場合には、シーラレスのものもありますが、弾性機能はありません。
新築の塗装時や塗り替え時に使用します。

 微弾性フィラー-厚膜下塗り材
 微弾性フィラーを使った施工
 主な使用箇所-モルタル、サイディング、ALC
厚塗りが出来る下地調整可能な下塗り材です。
透湿性があり、シーラ及び弾性フィラーの機能を持ちます。
新築の塗装時や塗り替え時に使用します。

 1液ウレタン塗料-弱溶剤型の変成ウレタン樹脂塗料
1液ウレタンを使った施工 
 主な使用箇所-木部、防火板、モルタル、サイディング、ALC、鉄骨、雨樋
使用範囲が広いマルチタイプの塗料です。
塗料の密着性が良く、耐久性に優れています。2液型を1液型にした使いやすいタイプです。

 2液ウレタン塗料-主剤と硬化材の組み合わせ塗料
2液ウレタンを使った施工 
 主な使用箇所-木部、防火板、モルタル、サイディング、ALC等
比較的オールマイティーな塗料で、長期耐候性があります。
木部、外壁、鉄材用及び、トタン専用、スレート瓦専用の2液ウレタン塗料もあります。

 錆び転化剤-赤錆専用のプライマー
錆び転化剤を使った施工 
 主な使用箇所-鉄鋼、鋳鋼
赤さびの発生を黒色皮膜に転化させ、防錆塗装を必要とする鉄鋼や鋳鋼に使用します。

 遮熱塗料-屋根の過熱を防ぐ塗料
 
 主な使用箇所-トタン、コロニアル、スレート瓦
熱を反射させる事で、屋根の過熱を防ぎ、室内の温度上昇を抑えます。

 ウレタン防水層-防水型厚膜塗料
ウレタン防水層を使った施工 
 主な使用箇所-ベランダ床、屋上床
ウレタン樹脂系の通常2液タイプで硬化し、ゴム質状になる中塗り防水層です。

 ウレタントップ-紫外線に対応した上塗り塗料
ウレタントップを使った施工 
 主な使用箇所-ベランダ床、屋上床
ウレタン樹脂系の上塗り材で、軽砂などを混合させるノンスリップ型もあります。

 水性2液硬質ウレタン塗料-環境に配慮したエコ塗料 水性2液硬質ウレタン塗料を使った施工
 主な使用箇所-マンション等の階段、通路、屋上
防滑歩行に適した乾きの速い水性塗料で、耐磨耗性に優れています。

 可塑剤-塗料に含まれる添加材
 
 主な使用箇所-一般塗料やメジシール材に含まれています
塗料に含まれる可塑剤は、塗料の弾性、柔軟性、耐寒性などの維持向上を目的とした
添加材ですが、古くなるとシール表面が可塑剤の浮きにより黒ずみを起こします。
現在では、シール材に対応したノンブリード型なども出ています。
※ノンブリード型は可塑剤を表面上に移行させない事が特徴です。

漆について
拭き漆のコースター 漆は耐水、耐熱性、耐酸性、耐アルカリ性の性質を
持った天然樹脂塗料で、高温多湿の環境で硬化します
◎漆はうるしの木から採取される乳白色の樹液です。
   1年間に1本の漆の木から採取される漆の量は、樹齢10年以上でも200g程度で
   漆を掻き尽くすと枯れてしまいます。
   漆液を全て採取し尽くして樹を枯らす方法を殺し掻きといい
   栽培した林で少量の漆を掻いて樹を枯らさない方法を養生掻きといいます。
   国産漆の伝統を守る漆掻き職人や漆の植林活動の苦労を思うと
   一滴の漆も無駄には出来ません。


◎工芸や家具等で用いられる漆に、生漆(きうるし)があります。
   生漆は、採取された漆のゴミや混入物を濾過した後、布等を通して濾した漆です。
   生漆は、水分を防ぎ、木を護り、木目の美しさを出すのが特徴で
   木目を見せた仕上げ【拭き漆】によく使用します。

塗料の選定方法について
・各塗料メーカーは塗料の新製品を常に研究し開発しています。
 塗料の品質向上や改善はこれからも必要不可欠な事ですが、製品名や価格のみで良い塗料
 とすぐ判断してしまう事は望ましくありません。


・例えば女性の方で、良いと思って買った化粧品が肌に合わず、かぶれてしまったり
 吹き出物が出てしまった経験はありませんか?
 使用してみなければ良さが分かりませんが、必ずしもみなさんの肌に合うとは限りません。
 (製品名や価格よりも大切なのは自分の肌に合うものです)


・塗料も製品名(ブランド)や価格だけで判断するのではなく、塗る箇所に適合した塗料
 を選ぶことが重要です。

塗装の目的-各種塗料がそれぞれの目的に応じた性能を被塗物の表面に与えること
・塗装の大きな目的は、物体(被塗物)の保護(防食)と美観を与えることにあります。
 塗装はプロセス(仕事を進める方法)で、その材料が塗料です。
 塗られる為には塗料は流動する液体で物体の表面に塗り広げて薄層を形成したのち
 硬化しなければなりません。
 液体→固体(塗膜、ゲル)の移行がなければ塗装は不可能です。

塗膜の厚みは1度の塗装で20〜30マイクロメートル(ミクロン)単位で
 塗布回数を増やしても、厚みは髪の毛ぐらいの厚み程度です。
 (ナノメートル<マイクロメートル<ミリメートル)


どんな塗料でも保護と美観の二大機能をもちますが、どちらかの機能が主になる塗料もあれば
 この二つの機能以外の様々な機能を要求される塗料もあります。
 例えば電気絶縁、防火、耐熱、熱反射、磁気塗料などは特殊機能を要求される塗料の一つです。

塗膜の劣化-塗装の塗り替えサイン
・最近では塗料も塗装技術も向上して、メンテナンスフリーをうたっている塗料も多いですが
 文字通り1度の塗装仕上げで永久に長持ちすると解するのは誤りです。
 建物を1度の塗装で永久に保護可能となれば、塗り替えは必要がなくなります。


・塗料の性能を十分に発揮させるよう施工を工夫するのが塗装業者ですが
 塗装後の塗膜は必然的に耐久力に限界があり、太陽光、雨、風等の外的要因により
 劣化現象を生じていく有限なものです。
 常に定期的に塗膜状態を点検し、必要な補修(塗り替えメンテナンス)を行って
 被塗物の保護を持続する事が大切です。

塗装の目的


塗り替え時期を設定-メンテナンスサイクルを考える
・上記でも説明しましたが塗料は塗り替えをする事で塗装の目的を持続する事が可能です。
 劣化状態は、素材や使用されていた塗料によっても変わりますが
 劣化の程度を把握する事は塗り替え時期を設定する際にとても重要です。

劣化過程

















塗膜の劣化位置 主な劣化現象 主な劣化外力
塗膜表層の劣化 汚れ
光沢度低下
変退色
白亜化(チョーキング)
トップコートのひび割れ剥がれ
トップコートのふくれ
主として気象因子
塗膜層の劣化 磨耗
下地からの浮き
ふくれ
ひび割れ(クラック)
剥がれ
気象因子や
下地からの劣化作用
下地を含む塗膜
全体
の劣化
磨耗
浮き
ふくれ
ひび割れ
剥がれ
下地全体や
躯体からの劣化作用

※トップコートとは
   仕上げ塗料材として塗布面に色彩、光沢などを与えるために用いられます。(保護膜塗料)


・塗り替え時期の設定は自分で家屋の劣化状態をある程度把握した後
 塗装業者さんと相談して決定するのが良いかと思います。
 2階建て外部塗装では足場が必要になり、屋根のみ、外壁のみと分けて塗装する場合は
 足場費用が2重になることもあるので、塗り替えはランニングコストも考えて
 より有効な設計にするようにしましょう。


・塗り替えが終了した後は、完成後の写真などを残し
 次回の塗り替え時に劣化状況を把握するのに役立てましょう。


外的要因以外の塗膜劣化
・上記までは外的要因から起こる塗膜の自然な劣化現象について述べました。
 塗料は目的に応じた性能を被塗物の表面に与え、塗り替えで機能を保持しています。
 外力以外の塗膜劣化は、地域環境や用途に応じた塗料選定と施工方法を取らない場合
 通常の速度よりも早い時期に劣化現象が現れる事があります。


・塗り替えを依頼した施工会社が、お客様の要望と塗装の目的を忘れている場合
 塗装工事の受注件数(ノルマ)や不必要な工事の増設による過剰利益を追求しただけの施工。
 必要な工事を省いた割安重視を優先にしている。
 地域環境やお客様の要望に対応した塗料選定をしている余裕はありません。


・現場で施工する職人が、塗料の性能を十分に発揮させるような施工をしない場合
 塗装工事の下地処理、重ね塗りなどの中間工程は、最後の仕上がった状態では
 目に見えない隠れてしまう工程(仕上がった後の見た目だけでは何回塗ったか分からない部分)
 を疎かに施工している。
 用途に対応した施工法とはいえず、塗料の性能を十分に発揮するのは難しい。


 上記のような施工環境にあった場合、塗装の目的を持続する事が早い時期に困難
 (劣化現象の現れ)となり、塗り替え時期が早まる可能性があります。

適切な情報収集を
・自分の住まいに興味を持ち、住宅のメンテナンスを考える事はとても大切ですが
 住宅の経年劣化(過剰表現やウソの場合)を理由にした
 悪徳リフォームへの対策は必要です。


・対策の一つとして、自分の住宅を自分の目で確認する方法があります。
 住宅を見ていると、何故色褪せるのか?建ててから何年経つと塗替えが必要なのだろう?と
 疑問が湧いてきます。
 疑問解決で集めた情報収集こそが、悪徳業者の被害に遭わない為の予防と対策になります。
 探しても分からなかった疑問点は、町の塗装業者さんに質問したり
 パソコンをする方はメールで塗装店等に問い合わせてみる等、沢山の情報収集を行いましょう。


塗装業者を探す
・施工依頼をするご家族が信頼出来る施工業者を探しましょう。
 まずは話し合いから。相談でお互いを知る事が必要です。


・ご近所や塗り替え経験者から塗り替えの情報を集めましょう。
 知り合いからの塗装店紹介も良いと思いますが、自分が満足出来そうな塗装店
 かの見極めは慎重に行いましょう。
 他人には合っている業者でも自分には合わない業者の場合もあります。


・2〜3件の塗装店から相見積りを取りましょう。
 記載されている塗料が、全ての塗装店で同一仕様の場合、塗料以外での比較検討には
 施工工程説明や塗料の性能を考えた塗装説明が出きる塗装店も選ぶ上で重要な
 ポイントになります。
 (塗料が皆同じなら何処に違いがあるのかを明確にする)
 (塗料が皆同じなのに金額に差がある場合も何処に違いがあるのかを明確にする)

相見積もりのポイント
・相見積もりとは、何社かに見積もりを依頼し、作成してもらう事をいいます。
 最近ではこの相見積もりをして価格、施工内容などを比較して工事会社を検討する事が
 多くなっています。
 ここで注意が必要なのは、価格が高いか安いかだけで安易に工事会社を決定
 してしまう事です。


・例えば、A社とB社から見積もりを取ったとします。
 工事代金の合計がA社で50万円、B社では58万円と、金額に8万円の差が出ました。
 あなたならどちらの会社に施工を依頼しますか?
 A社50万円<B社58万円
 安さからいうとA社です。金額だけで見ればB社が高いので、金額の面ではA社が有利です。


・次に、見積もりの内容に目を通してみましょう。
 A社の工事日数は6日、B社の工事日数は8日かかる予定です。A社よりもB社は
 2日多い工事期間です。早く工事が終わるし、安いからやっぱりA社にすべき?
 安くて、早い、施工仕様も納得ならA社に決定ですが、施工内容を比べてみると
 B社の方が希望通りの仕様で施工をしてくれる事が分かりました。
 出費は多くなるけど、B社の逆転勝利の可能性も出ました。


・ここでまとめると、A社とB社の差額は2日で8万円。1日の工事費用の差額は4万円となります。
 B社の8万円高い理由には、施工内容がA社より充実している事にあったわけですが
 この差額の出費を将来的に考えて、高いと感じるのかそれとも安い投資と考えるのか?
 がB社に決定する時のポイントになりそうです。
 安いA社にするのかそれとも高いB社にするかは、工事依頼者が最終的に決定する事ですが
 十分な相談と見積もりの内容をよく検討する事が必要です。


 例では、B社の方がA社よりも満足のいく施工内容。という設定としましたが
 価格が高ければ必ず満足のいく工事になるという意味ではありません。
 記載しましたが、十分な施工会社との相談と、見積もり内容をよく検討する事が大切です。